モアルボアルは、セブ島の南部西岸にある小さな町ですが、 ここには、年間を通じて世界中からダイバーや旅行者が訪れています。
素朴で人懐こい地元の人々たちによって、フィリピンの田舎独特の地域社会が築かれており、この町に魅了され、ここに定住するようになる外国人も少なくありません。 |
パナグサマ ビーチ |
モアルボアルは、多くのすばらしいダイビングポイントを持つ場所として、世界的に知られています。この静かな町はセブシティから南西へ約90km、セブ島南部の西岸に位置し、セブシティからは車で約2時間半で行くことが出来ます。ダイビング・リゾートが多く集まっているパナグサマ・ビーチは町の中心から約4km離れており、ここに世界中のダイバーたちが数多く集っています。 |
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宿泊施設、レストラン、バー |
モアルボアルには、一泊1000円程度の格安で泊まれるゲストハウスから、10000円以上の豪華なコテージまで、様々なタイプの宿泊施設があり、お好みのスタイルでの滞在を楽しむことが出来ます。レストランは、新鮮な海の幸を用いたシーフード料理を味わうことが出来るお店が数多くあり、また、本格的なヨーロピアン・スタイルのピザやパスタを味わえるヨーロッパ人経営のお店もあります。日本料理を楽しめるレストランもあります。バーについては、パナグサマビーチには大小たくさんのバーがあり、ナイトライフを存分に楽しむことが出来ます。 |
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モアルボアルのビーチ |
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かつて、モアルボアル地方一帯には白く美しい砂浜が海岸線を連ねていました。しかし1984年、大きな台風がモアルボアル一帯を襲い、パナグサマ・ビーチを始めとする多くのビーチの、白く美しい砂浜と珊瑚のほとんどを破壊してしまいました。しかし、その台風の衝撃にもかかわらず残ったビーチもいくつかあります。なかでもホワイト・ビーチは、台風被害以前のモアルボアルの姿をそのまま残している美しいビーチとして人気があります。ホワイト・ビーチはパナグサマ・ビーチから約8kmのところにあり、車やトライシクルで行くことが出来ます。また、ザラゴッサ・ビーチは、パナグサマからボート、または車で行くことの出来る島、グリーン・アイランドにある、やはり砂浜のきれいなビーチです。 パナグサマ・ビーチの珊瑚も、台風から20数年を経た今、徐々に昔の状態に戻りつつあり、ダイビングやスノーケリングによって美しい珊瑚礁の景観を楽しむことが出来ます。 |